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わたしがワーホリ準備期間3ヶ月と語学学校4ヶ月で英語が話せるようになった道のり②

わたしがオーストラリアワーホリ準備期間3ヶ月と語学学校4ヶ月で英語が話せるようになった道のり ワーホリ

英語の学習方法について、前回はわたしがオーストラリアにワーキングホリデーに行く前3ヶ月間でやったことを紹介しました。

今回はオーストラリアの語学学校4ヶ月の間に、どのようなことを勉強して英語を伸ばしていったか、思い出しながら書いて行きたいと思います。


いざオーストラリアへ!現地の語学学校でやったこと

オーストラリアでのワーキングホリデーでは、学校に通えるのは4ヶ月間までと期間の上限が決まっています。

わたしの場合は4ヶ月間がっつりフルタイムで通いましたが、「話せる、日常の会話で使える英語レベル」に到達するだけなら最短2ヶ月で良いと思います。理由は別の記事に書いてありますので、もしよければ読んでみてください。

この記事では、「わたしが実際に費やしたトータル7ヶ月(日本での準備3ヶ月+オーストラリアでの語学学校4ヶ月)」についてシェアしていますので、上記の最短2ヶ月ではなく、実際に通った4ヶ月について見て行きます。

では、どのような内容で4ヶ月間の語学学校に通ったかをご紹介します。

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オーストラリア語学学校1ヶ月目

一ヶ月目はインターミディエットの一般英語クラスで勉強しました。

一番最初に読み書きだけのレベル分けテストを受けたのですが、マーフィーで鍛えていたのもあってかスコアがかなり良かったようで、一番上のクラスに振られそうに…。しかし聞く話すが全然追いついていなかったので、学校初日のエデュケーションコーディネーターとの面接で2個下のクラスへ落とされることが決定(笑)。

ただ、これはこれで良かったと思います。最初から上の方のクラスに振られても、全然分からなくてストレスになっていたでしょうし、クラス構成もアジア以外に南米出身者が多く賑やかで楽しかったです。

一般英語クラスでは、文法を抑えつつニュースなどから題材を選んで意見を言い合ったりしました。自分の意見を言うことがあまりない日本の教育で育った自分には、ましてや英語でクラス内で積極的に発言するなんてかなりの壁。

とりあえず現地生活と学校になれる感じで過ぎていく1ヶ月目、ここではまだ「英語話せるようになってきたなー」なんて微塵も感じませんでした。


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オーストラリア語学学校2ヶ月目

1ヶ月してだんだんオーストラリアにも学校にも慣れてきたところでクラスチェンジ。

2ヶ月目は、1ヶ月間発音クラスでみっちり発音矯正しました。
具体的にやったことはPhoneticsを中心に、Linkingやイントネーション、リズムを踏まえて話せるようになる訓練でした。

ここで矯正したことで、VやBなど以前は聞こえなかった音も自分が発音できるようになって徐々に聞こえるようになりました。

わたしは子どものときに通っていた幼稚園に英語の先生がいたおかげで、中学生頃まではLとRの聞き分けができていたのですが、おとなになってから気がついたら分からなくなっていました。でも発音を訓練したことで、また徐々に聞き分けができるようになりました。

完全に100%聞き分けができるようになるのは難しくても、発音の仕方を訓練するのは英語学習、特に聞く話すに関して絶大な効果があります。
なによりも、それまでSorry?などと聞き返されていたのが減ることで「自分の英語は通じる」という自信に繋がり、自分から発話しようという気持ちの部分でも大きく変わるので、個人的に発音の訓練はおすすめです。

もっというと、中学・高校で習う英語の知識がある状態で発音訓練すれば、かなり短期間で日常会話の英語は話せるようになると思います。


オーストラリア語学学校3ヶ月目

発音クラスで鍛えられ、自信というアーマーを着た状態で一般英語上級へ…。

一般英語クラス中級のときはアジア・中南米勢が多めでしたが、上級クラスはドイツやスイス、スペインなど一気にヨーロッパ勢が増えます。「ドイツ語母国語勢は英語習う意味あるのかな…」ってくらい文法も発音もほぼ完璧(に見える)人たちが多い中、じゃっかんビビり自信アーマーに傷がつきつつも一緒に混じって勉強…が、がんばるぞ(汗)。

と、思いきや、ここで突然の失速期間。一般英語って中級クラスとはいえ、一度すでに中級クラスで経験しているので飽きちゃったんです。

学校と相談の結果、たまたま飽きがあったのでカフェイングリッシュのクラスへ移ることに。
英語を使いながらコーヒーのいろいろや、エスプレッソマシンの使い方を勉強するクラスだったんですが、ここで完全に開眼。

実際のカフェで一般のお客さんと接する実習なんかもあって、「わたし英語使って仕事できる!!」というのを実感できたのが、かなり大きなステップを踏むきっかけになったと思います。

今にして思えば大した英語は使ってなかったんですが、スムーズにやり取りできるー!!みたいな高揚感でなにか吹っ切れて喋るようになっていました。それと、この頃には多少間違って喋っても恥ずかしいと思わなくなっていました。間違えたと気がついたら言い直せばいいし、英語が母語の人だって文法間違えて話しているし、大丈夫!という気持ちを持つようになっていました。

特に実習先では、お客さんとの日常会話や実習先で働いている人との会話で自然な表現を吸収しました。
相手も語学学校のコーヒークラスの一環として実習しているのがわかっているので、「その単語どういうスペリング?」とか聞いても全然嫌な顔されず、わたしもわからないことは英語に関しても「ガンガン聞こうぜ」状態なのが良かったと思います。

わかったふりをしないで聞き返すってこれ、結構重要です。聞き返さないとわからないまま流して終わっちゃいますからね。今でも、わからなかったら成長のチャンスと思って、聞き返すように頑張っています。

そしてどっぷりメルボルンのイタリアンコーヒーカルチャーに浸かって、全然未経験から珈琲沼にハマるわけですが、これはまた別のお話です。


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オーストラリア語学学校4ヶ月目

さてここでまたも問題が。カフェイングリッシュクラスが終わってしまい、一般英語クラスに戻るしかないか…という状況だったのです。

が、学校の先生やカウンセラーさんから「また…飽きたって言い出すよね…」というコメントが。よくわかっていらっしゃる(笑)。

そんな流れから、タイミングよく開講予定だったという理由で候補に上がったのがIELTSクラス。

「こいつならついていけるハズだから」というカフェイングリッシュクラスの先生の推しもあったおかげで、急遽IELTS対策クラスの試験のレベルテストを受けることに。
ここでもマーフィーの英文法での対策効果か、英文法問題全部クリア、空きがあったアドバンスクラスに放り込まれることに…。

IELTSは英語圏の大学入学や永住権申請のときに使える英語の能力試験で、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4つのセクションから成っています。

この対策クラスを希望する人はつまり、大学進学を目指していたり移民を目指しているいわゆる「次の目標のためにガチで英語頑張ってる勢」という感じ。
そんな中に「一般英語は飽きたのでちょっと違うこと勉強しにきましたー」みたいなユルめの気負いのわたし…言うまでもなくヤバいですね。最初の一週間は気圧されまくりで全然発言できないし、授業中にやった模擬試験は周りの人の半分くらいのスコアだし、ライティングは全然何書いていいか分からないし…とにかく散々。叫びたいくらい大変でした。

ただ、IELTS対策のクラスで勉強したことで、普段使わない難しめの語彙力が増えたし、順序立てて英語でライティングしたり、1ヶ月という短い間でも、読む書く聞く話すの4つともバランスよく、しかしみっちり勉強することができてよかったです。


さらに、ほかのコースにいたときにくらべてガチ勉強勢の生徒が周りにいっぱいだったので、それもいい刺激になって自分もついて行かなきゃ!と頑張ることができたのが大きかったです。


そんなこんなで学校に通える4ヶ月間が終わってしまった…

語学学校が終わりに近づいてきたころから、カフェの仕事を見つけて働き始めました。
わたしは仕事を辞めずに休職してワーキングホリデーに行っていました。休職期間の関係で、オーストラリアに滞在していたのは9ヶ月、現地で働いていたのは半年ほどでした。

実はオーストラリアに来た当初から仕事探しはしていたのですが、英語が問題でなかなかインタビューにすらこぎつけず。でも発音クラスが終わったあたりから徐々にインタビューしてもらえるようになりました。やっぱりちゃんと伝わるように喋れるって強い!とひしひし実感。

働きながらリスニングとスピーキングは鍛えられて行きましたが、語学学校で組まれたスケジュール通りに勉強しているときと比べて、リーディング・ライティングスキルの維持が大変でした。

リーディングは新聞やオンラインニュースサイトなんかを読んでいたのでそこまで落ちませんでしたが、ライティング力に関しては自分で維持するのは結構大変。
前述のIELTS結果を見ても分かる通り、だんだんに落ちていってしまいました。(特にIELTSのライティングセクションは、ある程度書く流れや構成みたいなものがあるので難しいと感じました。)

一部スキルに関しては維持が難しかったものもありますが、この英語勉強に費やした4ヶ月間は今考えても間違っていなかったと思います。


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まとめ

以上、自分の体験から、語学学校に行くならおすすめなのが発音矯正のクラスを取ること。
日本の中学・高校で勉強する英語が分かっていて、これに正しい発音が加われば超強いです。そして自分が正しく発音できる音は、いずれ聞き取れるようにもなります。

それと、よく言われていることですが「英語圏でただ生活していても英語が話せるようにはならない」わけで、渡航までの準備期間でできる勉強と、いざ海外に出てみてから日々知らない言葉を吸収していく姿勢が大事です。

だいぶ偉そうなこと言ってますが、わたしも未だに毎日知らない単語にぶち当たりまくりです。そんな中で調べて、覚えて、使ってみて…の繰り返しです。

母国語である日本語だって全部の言葉をしっているわけではないですし、言語は日々勉強だなーと今でも思います。

毎日ちょっとずつ。でもちょっとずつを積み重ねていけば、振り返ったときにかなりの結果になるもんです。というわけで、一緒にがんばりましょー!!(きれいにまとめてみた。笑)

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