カフェのメニューってちょっと複雑…名前からどんな飲み物かが分からないし、ちょっとお洒落感があって「これは何ですか?」って聞くのも気後れしちゃう…。しかも英語でなら尚更!なんて思ってませんか?わたしは思ってました!(笑)
今回は、これだけ知っておけば大丈夫!なカフェメニュー知識と、英語を使ってカフェで注文したい時に役に立つ英語の便利フレーズと合わせてお伝えします。
カフェによく行く人なら「そんなこと知ってるよ!」という感じかもしれませんので、そこら辺は悪しからずご了承ください(汗)。
基本の「き」!まずは英語で注文してみよう
まだ英語での会話に慣れない時は、カフェで飲み物を注文するのも緊張しますよね。
じゃあカフェに行く前にちょっと例文で練習してから行きましょう!
カフェで働くのに便利な英語フレーズの記事はこちらにもあげていますので、もしもカフェで働いてみたい!という人はぜひ参考にしてみてください。
※G:ゲスト B:バリスタです。
B: Hi, there. What can I get for you today?
こんにちは。今日は何にしますか?
G: Hi. Could I just get a small latte.
こんにちは。スモールサイズのラテを一つもらえますか?
(※canでももちろんOK! couldだとちょっと丁寧に聞こえます。)
B: Sure! For here or to-go?
わかりました。店内で召し上がりますか?お持ち帰りですか?
G: To-go, please. Actually, can I get my latte with soy milk?
持ち帰りでお願いします。そうだ、ラテは豆乳で作ってもらえますか?
B: Absolutely. So, a small soy latte, to-go. That's everything for you today?
もちろん。スモールサイズのソイラテ、持ち帰り用ですね。他になにかご注文は?
G: I'll get a banana loaf, too.
バナナケーキも一つ。
B: Thank you. Then, the total will be $7.80.
ありがとうございます。では全部で7ドル80セントになります。
大体こんな感じです。店員の独り言としましては、一人でやってると注文を取りながらもうすでに作る準備をしていることがあるので、ソイミルク変更とかは先に伝えてくれるとちょっと親切だなと思いますが…。まあ実際こんなこともあるということで(笑)。
ちなみに英語で値段を言うときは、たとえば上のように$7.80(7ドル80セント)ならそのまま数字だけ読んでSeven eightyで大丈夫です。$10.75とかならTen seventy-fiveですね。
さて注文の流れが分かったところで、次はどんな飲み物のメニューがあるか見てみましょう。
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基本の「ほ」?飲み物メニューを解説します
カフェのメニューにはレギュラーコーヒーやエスプレッソを使った飲み物にお茶に…色々あって慣れていないとわけが分からん!しかも無駄におしゃれ感があって気後れする!と思っちゃいませんか?
私もカフェで働き始める前はそうでした。
しかも最近はコルタド・ジブラルタルなど耳慣れないものや、フラットホワイト・マキアートなどお店によってスタイルがちょっとずつ違うものまで登場…
カプチーノ一つにしても「トラディショナルカプチーノ」のお店もあれば「ラテよりのカプチーノ」を提供するお店まで色々です。
コーヒーメニューってなんでこんなに複雑になったんだろう…
ここでちょっと、カフェの飲み物メニューをおさらいしておきましょう。
エスプレッソを使ったメニュー
Espresso: 細かく挽いたコーヒー豆を少量のお湯と圧力で抽出したもの。1ozだとシングルエスプレッソ、2ozだとダブルエスプレッソまたはイタリア風にEspresso doppioと呼ぶお店が多いです。
Espresso Macchiato: マキアはイタリア語で「stain=染み」という意味。エスプレッソにスチームしたミルク(フォーム)がちょっとだけ乗っているもの、と思ってもらえれば良いかと。
Espresso Con Panna: イタリア語でEspresso with creamという意味。エスプレッソのうえにホイップクリームが乗っています。
Cappuccino: トラディショナルスタイルだと8ozサイズ。カフェラテよりもスチームミルクのフォームが多め。
Cafe Latte: エスプレッソにスチームしたミルクを注いだもの。カプチーノよりもミルクフォームが少なめ。
Cafe Mocha: エスプレッソ+チョコレート(シロップ)+ スチームミルク 。
Americano: お湯+エスプレッソ。オーストラリア等ではLong Blackと呼ぶところも。
スタバのキャラメルマキアートはイタリアで昔からあるマキアートじゃない
完全に余談ですが、スタバのキャラメルマキアートを想像してエスプレッソマキアートを頼み、上記のようにすごく小さい甘くない飲み物が出てきてびっくりする人がいます。
「だってスタバのキャラメルマキアートはキャラメルマキアートという飲み物であって、エスプレッソマキアートじゃないですもん!」というのが個人的には推しておきたいところ…。
コルタド?ジブラルタル??フラットホワイト???
マニアックな話になりますが、エスプレッソ+スチームミルクな飲み物はカフェラテ以外にもいろいろ。
少し例をあげてみます。
CortadoとGibraltarはほぼ同じ(ような)ものを指していると思ってとりあえずいいと思います。ラテよりも温度を低めに炊いたスチームミルクを、エスプレッソと等量程度注いで完成。
4ozほどの小さなグラスにいれて提供します。
Flat whiteはオーストラリア発祥ともニュージーランド発祥とも言われます。
EspressoまたはRistrretto(Espressoの最初の半分だけのこと)に、ラテよりもフォームを少なく炊いたミルクを注いだものです。6ozまたは8ozのカップで提供されることが多いと思います。
Mistoって?
ミストも要するにスチームミルクを加えた飲み物。
ミストなら温かいミルクを加えるので、冷たい牛乳などを加えて飲み物の温度を下げたくないときにこれを頼むと良いです。
アメリカーノミストやティーミスト、カフェミスト(またはカフェオレ、普通のドリップコーヒーにスチームミルクを加える)などなど、ウォーターベースの飲み物にスチームミルクを加えるときにミストと呼ぶ、と思っておけば間違いないです。
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基本の「ん」?カフェメニューに関連したあれこれ
なんだか複雑すぎて嫌になってきた?
もうちょっとだけなのでしばし、お付き合いくださいませ(笑)。
Non-dairy Milk: ミルクの種類
What kind of non-dairy/alternative milk do you have?
「牛乳以外にどんな種類のミルクがありますか?」
牛乳が飲めなかったり、ヴィーガンなどで牛乳を飲まない人など、人によって理由はさまざまですがこの質問はよく聞かれます。
Soy/Soya milk: 豆乳
Almond milk: アーモンドミルク
Oat milk: オート(オーツ)ミルク。オート麦から作るミルクです。
Cashew milk: カシューミルク
この辺が最近の メジャーなオルタナティヴかなーと思います。
Breveとは?
Breveとは牛乳の代わりにHalf & Halfを使うこと。(こちらでは牛乳とクリームを半分ずつ混ぜた脂肪分10%ほどのクリームが、Half & Halfという名前でコーヒー用としてスーパーマーケットなどで売られています)。
例えばBreve latteやBreve cortadoといった感じです。
BとVでちょっと発音が難しいですが、Bは唇を閉じて、Vは唇を噛んで発音してみてください。
Would you like some room for milk/cream?
Roomは部屋ではなく、ミルクやクリームを入れるのにちょっとコーヒー少なめにいれますか?ってことですね。
逆に頼むときは “Can you leave some room (for milk/cream)?” と頼んでください。
イギリスだとWhite coffeeと言うようです。(White coffeeって個人的にはどうしても、マレーシアの某甘いコーヒーが想像されてしまうんですが…。)
以上、なにかとんでもなく長くなりましたが、一通りカフェメニューとそれにまつわる英語をまとめてみました。
どなたかの役に立てば幸いであります。ではまた。
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