今回はカナダ生活、特にバンクーバーにおいて、現地在住者が「カナダ生活あるある」なんだけれども、「なんでー!?」とか「いやいや…」と思うことを選りすぐって5個、お送りしたいと思います。
バンクーバーは素敵な場所だけど…
上の写真は、わたしがバンクーバーに来た頃、観光名所のガスタウンで撮った蒸気時計です。
インスタグラムなんかでは、このほかにも「バンクーバーはこんなに素敵なところ!」という写真をたくさん見られると思うのですが…
どうせ現地バンクーバーから発信するなら「こんな嫌なこともあるぞ!みんな、心して来てね!」って言うのもある種いいかな、と思いまして、今回は「バンクーバーの嫌な面」について書いてみました。
よろしければお付き合いください。
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バンクーバーあるあるその1:あんまり外国っぽくない?
まあこれだけグローバル化が進んでいる昨今、何をもって外国っぽいとするのかも微妙なところなのですが。
えっ?って思うかも知れませんが、バンクーバーに来た時の第一印象は「カナダっぽくない」でした。
歩いてると、英語に混ざってしょっちゅう中国語とかスペイン語とか日本語とかロシア語っぽいのとか聞こえてくるし、レストランもラーメンとお寿司屋さんいっぱいあるし、もうぜんっぜんカナダ感がない。
むしろ以前長期滞在していたメルボルンに似ている。なんならちょっと東京っぽい。
「もしも仮に英語が話せなくてもバンクーバーならサバイバル出来る!」って言うのを理解した瞬間でした。
でもこれってバンクーバーに限らないかも知れません。
今なら飛行機で世界中どこにでも行けるわけだし、東京もメルボルンもバンクーバーもニューヨークとかだって、世界のメジャーな都市なら色んな国から来た人が生活してるのは普通。
要するに、世界の大きな都市は何処も大体一緒です。
そういう意味では、「カナダ=大自然、のどか」みたいなのを想像してバンクーバーにくると落胆するかも。
東京に比べると人口密度はぐっと下がりますが、バンクーバーは一応、カナダ国内で大きめの都市なのです。
でもバンクーバーは少し中心部から足を伸ばせば、自然がすぐ手に届くところにあるので、そこはいいところですよ 🙂
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バンクーバーあるあるその2:バスが来ない
これは本当に心の底から勘弁して欲しいんですけど、マジで時間通りにバスが来ません。
バンクーバーは電車とバスでだいたい何処にでも行かれるんですが、バス移動の時には気をつけた方がいいです。
一応時刻表はあるんですが、遅れたり早く行っちゃったり、なんなら来ないってことも普通に起こります。
わたしは一度、通勤中に待ってたバスが全然来なくて本気で困ったことがありました。その時間帯なら10分に1本必ずくるのに20分経ってもこないという状況。周りの人たちが職場に電話をかけ始めるのを見て自分も電話しました…。
そしてこれに対して誰も何も言わない。きっとみんな心の中で "Holy s**t!!" とか思ってると思うけど…思ってて欲しいけど…。
時間に正確な日本の公共交通機関が恋しくなる瞬間です。
バンクーバーあるあるその3:冬の雨が多くて鬱になる
これは冬から春の終わりにかけて特にそうです。まさに今ですね、1月!
この時期のバンクーバーはRaincouverと言われるくらい。誰が最初にこう呼んだかは知りませんが、ぴったりな表現です😭
この時期にInstagramとか眺めてると "I hate Raincouver..." って投稿をときどき目にします。超分かる。分かるよその気持ち。
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バンクーバーあるあるその4:ホームレスが多い
たぶんガイドブックとか留学情報サイトに「バンクーバーは海外の都市でも比較的治安がよく…」って書いてあるのを目にしたことがある人は多いと思うんですが、よく見てください「比較的」って書いてあるのを。
バンクーバーのダウンタウンやMain Street周辺、主要な駅の近くなどはかなりの数のホームレスの人を目にします。しかも年々増えてる感じがします。
それに加えて、バンクーバーにはドラッグ中毒者の問題もあります。
日本みたいな治安の良さは、本当に世界では稀です。
バンクーバーあるあるその5:カナダドルが弱い
これはですね、前にTwitterで呟いたので見て欲しいんですけど⬇
おい…いつものことだけどこのカナダあるある!カナダドルそんなに弱くなくね?!貼り直してあるしこれ…_(:3 」∠)_ pic.twitter.com/zWgRCkrNPH— Meg🇯🇵🇦🇺🇨🇦 (@k1rite) 2018年11月28日
— Meg🇯🇵🇦🇺🇨🇦 (@k1rite) 2018年11月28日
アメリカドルに対してカナダドルが弱過ぎて落胆😭
こういうことはしょっちゅうあります。カナダ経済頑張れ!(いやまあそもそも人口からして隣とは比べられないのは分かってるけども。)
あと、バンクーバーの物価は高いって言われますが、普通に生活して自炊してる限りではそこまでべらぼうに高いわけではないです。
ワーキングホリデーで例えば最低時給+Tipsでも、フルタイムで働いていれば貯金もできます。
わたしもワーホリビザのときカフェで働いて$20,000ほど貯めて、それで翌年のカレッジの授業料と生活費まかないました。時給はだんだん上がっていって、最低時給+$2くらい。半年くらいは仕事掛け持ちもしましたが。
確かに土地の値段は阿呆みたいに高いので、家とかは平均所得とかそれよりもうちょっと稼いでるくらいじゃ買えないけど、普通に部屋を借りて生活してる分には困りません。
ただ、ここに一生住み続けるかっていうとちょっと疑問ではあります。もし子どもができたら、とかを考えるとバンクーバーではやりづらいかな。うちでも相方の実家があるトロント、わたしの実家がある日本、あとは相方の仕事の関連で候補にあがったモントリオールに住むか、みたいな話をときどきしています。
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さいごに
バンクーバーからリアルライフをお届けしてみましたがいかがでしたでしょうか?来る前に悪い面も知っておくのはいいことだと思うのです。
バンクーバーにはもちろんいい面もたくさんありますので、今度はそういうことについてもシェアしたいなと思います。
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