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【カナダワーホリ希望者必見】カフェで働くと一体いくら稼げる?給与明細公開してやん!+α

カナダ生活

カナダで飲食店の仕事につくとどれくらい稼げるのかな?と思っているワーホリさんや留学生さんは多いはず…そしてどうやらカフェの仕事は人気があるらしいと聞いたので、誰もが気になるお給料・福利厚生について書いてみたいと思います。

※COVID-19以降、様子がちょっと違ってきている部分もあります。とりあえずは「2020年3月前、パンデミックが起こる前の”普通”の状態ではこんな感じだったよ」という事で書いていきますね。

カナダのカフェのお給料、スタート時給はいくら?

カフェを含めレストランなど飲食店の仕事では、スタート時給は最低賃金なことが多いです。ちょっとだけ色がついていることもありますが、25セント~1ドル多いくらいかな。

ちなみに、私が住んでいるBC州バンクーバーの最低時給は2020年6月1日付で$14.60(1CAD=80円として1,168円くらい)です。

※今回公開する給与明細は、「週30-40時間のフルタイムで働くといくらになるか」をお見せするため、2020年1月時点のものになっています。

ちなみに2020年1月のBC州の最低時給は$13.85(1,108円くらい)…

同職種で経験があればちょっと多目からスタートできる

私の勤務先では、経験によってスタート時給が$14だったり$15だったりしました。バリスタの経験があり、ほぼトレーニングが要らないと判断されると$15だったみたいです。

…恐ろしいことに、わたしのトレーニングはほぼ一瞬で終わりました…。

「はいこれ、目安のコーヒーグラム数と抽出にかかる秒数ね。コーヒーのフレーバーノートは〇〇・××・△△って感じ?うちのドリンクサイズはこれで〜」の説明に5~10分。そこからの、「はいじゃあオートミルクでわたし(マネージャー)にカプチーノ作って!」

oat milkってオーツ麦のミルクで最近流行ってるんですけど、当時まだ試したことがなかったわたしは内心「やべえ…」と超ビビりながらカプチーノを作り…で、作って試飲したマネージャーから放たれた指示が「はいおっけー!じゃあ今日は残りシフト全部、エスプレッソバー任せるから好きにやって!」以上。


「……はい?え?ちょ…っと??(笑)」

この後マジで、マネージャーは2階にある事務所へ颯爽と去って行ったのでした。さすがカナダ、すごい、適当!(笑)

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飲食店とはいえ、一応は試用期間もある…

こんな適当に見えるマネージメントですが、一応は試用期間なるものもあります。英語では試用期間のことをprobation periodと言います。

わたしの現在の職場では6ヶ月と長め(?)ですが、会社によっては3ヶ月だったり1ヶ月だったりまちまちです。

試用期間が終わると、少しですが時給が上がります。わたしの場合で当時、$15→$15.50となりました。

わたしがカナダ1年目のワーホリ時代に働いていたバンクーバーダウンタウンにある某チーズケーキカフェでは、試用期間2週間は最低時給、2週間が終了すると25セント昇給、その後1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月という区切りでさらにちょっとずつ上がって行きました。

使えないと3日で解雇されることも

日本だとちょっと想像できないかもしれませんが、カナダでは使えないと判断されると「今日最後でもう来なくていいから」って言われてしまうこともまあ、ありえます。今までに3人ほど、そんな人たちを見たことがあります。

雇用から3ヶ月以内の場合、雇用者は被雇用者に対して特に決まった期間を設けての通知や補填の給与支払いなしで解雇できるため、「使えないな」と判断されると「もう来なくていいからね〜」となってしまうこともあるのですね…。
逆に、例えば3ヶ月以上働いていた場合は、1週間前に通知するか、1週間分の給与を支払って即日解雇、という形になります。

After three consecutive months of employment – one week’s pay or one week’s written notice;
After 12 consecutive months of employment – two weeks’ pay or two weeks’ written notice;
After three consecutive years of employment – three weeks’ pay or three weeks’ written notice, plus one week’s pay or one week’s notice for each additional year of employment to a maximum of eight weeks.

https://www2.gov.bc.ca/gov/content/employment-business/employment-standards-advice/employment-standards/forms-resources/igm/esa-part-8-section-63

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カナダのカフェでもらえるTipsの相場は?

飲食店で働く醍醐味といえば、まかないやTipsですね!

店によってTipsの額は結構開きがあるので、ここは慎重に職場選びをしたいところです。わたしの働くカフェでは、一時間当たりのTipsは$4~6くらいです。

体感ですが、ダウンタウンにあるカフェはTipsが低く、キツラノ、マウントプレザント、コマーシャルドライブはTipsが多めな気がします。

COVID-19以降はなぜかTips額がグンと上がり、1時間当たり$9-11くらいに跳ね上がっています…が、これもだんだん落ち着いてくると思われますので、カフェのTipsはやっぱり$5/hourくらいが妥当なところでは?と思います。

カフェなど飲食店でも福利厚生ってつくの?

福利厚生、benefitと呼ばれますが、試用期間が終わった後にフルタイム勤務ならベネフィットが受けられる場合も。

わたしの勤務先では、歯科診療・マッサージ・旅行の際の保険などがカバーされる保険が提供されていて、保険料は会社と折半で任意加入することができます。(一人なら$23、配偶者も入れる場合は$45が1ヶ月に1回天引きされます。)

ただし、個人経営や家族経営で小規模運営している飲食店だと、こういった福利厚生はなかなか難しいこともあるようです。

保険以外のベネフィットは?

保険以外のベネフィットについて、わたしが働いてきたカフェを参考にどんな感じかシェアしてみます。
従業員割引が主だったものですが、中には日本ではなかなかお目にかかれない従業員特典も…。

カナダのカフェはシフト中コーヒー&お茶飲み放題

日本だとあんまり目にしませんが、カナダのカフェで働くとシフト時間中にコーヒーなど飲み放題なのが普通。カナダに限らず、オーストラリアでも同じでした。

まあ、as much as you wantと言われたところで1日に飲めるコーヒーの量なんてたかがしれているんですが(笑)。

朝早いシフトに入ったりすると、朝ごはんがわりにお店のアーモンドミルクをちょっといただいてスムージー作ったりしていますが、とりあえずゆるいので何も言われません…多分大丈夫です、多分。

カフェだと「まかない」はちょっと難しいかも

レストランなら食事補助、いわゆるまかないが出たりしますが、カフェだとご飯が出てくるのを期待するのはちょっと難しいかな…従業員割引でなんでも50%引きになったりはします。サンドイッチなんかを扱っているカフェなら、そういうものも割引で買えることがほとんどだと思います。

あ、今の職場では、クロワッサンなどのベイクドグッズなら1シフトにつき1つもらえたりはします。

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で、結局ひと月のお給料の総額はいくらよ?

さて本題。こちら、実際の給与明細(pay stubまたはpay slip)になります。

その1: 1/9〜1/23までの分を1/31に支払い

その2: 1/24~2/8までの分を2/14に支払い

カナダでは、1ヶ月に2回、あるいは2週間に1回お給料日があります。

明細(pay slip, pay stubと言います)の細かい見方やディダクション部分の詳細な説明は今回端折りますが、ざっくり言うとFED. Taxが税金、EIが失業保険、CPPは年金です。

色々差し引かれる前の稼いだ金額はそれぞれ$1,422.19と$1,138.88、そこから税金などが引かれて、実際に振り込まれたのは$1,173.72と$972.80と言うわけですね。

チップは別途支給

Tipsですが、わたしの職場の場合は一週間ごと、毎週金曜日に別途キャッシュで支払われていました。
$5紙幣以下端数が出た場合は切り捨てまたは切り上げて、次回、次次回のチップ支払い時にプラスマイナスゼロに近くなるように毎回調整しています。(COVID-19蔓延前までは。現在はそもそも支払いをカードに限定しているので、小切手で受け取っています。)

ちなみにこの明細2020年1月のものなので、この月にいくら支払われたかと言うと⬇️

  • 第1週:$180
  • 第2週:$125
  • 第3週:$195
  • 第4週:$190
  • 第5週:$140

勤務時間やその週のチップ総額で変わってきますが、平均すると一週間で$166でした。

4週間で計算してみるとだいたいの手取りは2,800ドルくらい

給与が2週間ごとで支払われているので、1ヶ月4週間としてざっくり計算してみます。

バンクーバーの某カフェで、フルタイム(週30-40時間)で働いた結果の手取り総額はざっくりと
給与($1,173 + $972)+チップ($166×4週間)=$2,809
こんな感じ!

他にカナダではホテルでしか働いたことないからわからないけど、カフェで2,800ドルならそこまで悪くない…ですかね。個人的には、好きなことしてストレスなく働けて、このくらいなら良いかなーと言う感想です。

ちなみにスーパーバイザーとかになると、普通のバリスタ時給に+$2~3くらいつくのが相場と思われます。店舗マネージャーだと多分$20~スタートかな。今度探ってきます(笑)。

カフェで働きたい人へ

ここからは、カナダへワーホリしたいと思っているひと、そしてカフェで働きたいと思っている人へ向けて、わたしからの個人的なアドバイス…みたいなものになります。よければご参考までに。

こんなカフェ・オーナーには気をつけろ!

まずは悪い話から。

カナダの人って人が良さそうというイメージというか、なんとなく根拠なしに雇用主としても「大丈夫」みたいなイメージを持っていたり、「カナダの企業はみんなホワイトっしょ!」みたいな思い込みを持っている人がいるかもしれませんが、全部が全部そうじゃないので、一応気をつけてね!という話です。

具体的に悪い職場の例をあげますね。

  • Tipsの分配が明確に示されていない。(オーナーが抜き取ってたりする。)
  • 会社の就業規則や昇給制度・福利厚生について明確に書面等で明文化されていない。

通常、お客さんと直接関わらずにお店のマネジメントなどをしているだけのポジションの場合は、チップはそのポジションの人たちに割り振られない決まりがあります。が、オーナーによるチップのピンハネが行われている場合があるのも事実。
今まで働いてきたカフェでは、「オーナーはチップに触らないから!」と宣言していました。気をつけましょう。

また、不条理な理由で休ませてもらえない、明確な理由なく突然解雇された上に規定されている給料の払いしぶりなど、いろんなトンデモ話はまあ耳にすることがあります。

仕事に応募する時には、そこで働いている人の様子やお店の雰囲気など、よーく観察するようにしてください。

未経験でも諦めないで。やる気を買ってくれる職場はあります

確かにカナダでの職探しでは、経験がものを言うところが大きいです。経験がないと最低時給スタートであることが多いのも事実。

でも、カフェで働きたいなら、まずは応募してみること。
「コーヒーが好き!」と言う気持ちをインタビューで伝えれば、それを買ってくれる職場は必ずあります。わたしの現在の同僚にも、全くの未経験から熱意を買われて雇われた人が複数います。

カナダではありませんが、わたしが最初にバリスタを仕事にしたオーストラリア、メルボルンはバリスタ激戦区。多分50店舗以上応募して、返事が返ってきたのは2-3件。たかがカフェの仕事…と思うかもしれませんが、この数字やばいでしょう?(笑)
で、受かったのは1個だけ。でも諦めなかったので最後に仕事を掴めたんだと思います。

とにかく、諦めずに応募しまくってみることです。

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まとめ

以上、色々脱線しつつではありますが、カナダのカフェで働く中の人が公開する実際の給与明細とその周りの諸事情でありました。

  • 飲食店は最低時給スタートが多い
  • Tipsはカフェなら1時間5ドルくらいが相場
  • フルタイムなら福利厚生がつくことも
  • コーヒーはシフト中飲み放題
  • まかないは難しいけど、従業員割引はある

ざっとこんなところでしょうか。
誰かの役に立てば…まあ立たなくても、暇つぶしくらいになれば幸いです。

ではまた〜!

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