世界中でCOVID-19感染が拡大しているなかで、「もしも自分が感染していたら!?」と不安になることがありますよね。わたしもありました。「あれ、ちょっと喉が痛いな…」とか「鼻水が出る…」と、まさかの症状。
しかしちょっとの症状では、いまこの状況ですぐに病院に行くことはできませんし、行ったらだめですよね。
カナダに滞在中の方向けに、症状があるときはどうするのか、カナダ政府、また州政府が提供しているセルフアセスメントツールと併せて紹介します。
セルフアセスメントツールは簡単な質問に答えていくだけ、オンラインですべて完了という優れものです。
疑わしい症状があるときには
呼吸がすごく苦しいなど深刻な症状がある場合を除いて、すぐに病院に行こうとしないでください。
カナダ政府または州政府が提供している自己診断ツールがあります。
以下、BC Centre for Disease Control(BC州疾病管理予防センター)で提供されている情報の抜粋になります。
What should I do if I think I have COVID-19?
(新型コロナウイルスに自分が感染していると思ったらどうすればいいですか?)
Use the self-assessment tool to see if you need testing: https://covid19.thrive.health/
まずは検査が必要かどうかを判断するために、自己診断ツールを使ってください。
上記はバンクーバーがあるBC州滞在者向けのものですので、カナダの他の場所に滞在している方は下記のリンクからお願いします。
咳やのどの痛み等症状がある場合にはほかの人との接触を避け自己隔離をし、10日経って症状がなくなれば通常のルーティーンに戻ってよい、息が切れるなど症状が悪化した場合は811に電話で相談するようにとのことです。
ひどい呼吸困難や胸の痛み、一単語すら発するのが難しいという場合には911を呼ぶか、近隣のエマージェンシー対応の病院へ、とのこと。
また、在バンクーバー日本国総領事館からも下記のようにお知らせされています。
海外からのBC州への帰国者・訪問者についても,症状に注視し,何らかの症状が現れれば他の人との接触を制限し「811」に電話するように呼びかけています。
811とは病気になった場合の相談ホットラインです。
緊急の場合はもちろん911ですが、811は看護師さんによる24時間の相談受付サービスを提供しています。
24時間サービスを提供してくれているだけでもありがたいですが、さらにもうひとつとっても頼れるポイント「通訳さんを介して相談ができる」!日本語もサービス対象です。わたしたち英語を母国語としない者にとってはとてもありがたいし心強いですね。
念のためわたしも、自己診断ツールを使ってみました。ひとつひとつ質問に答えるごとに、必要な場合はアドバイスが表示されるようになっていて「なるほど」と思うツールになっていました。
たとえば、くしゃみの症状があったのでYesを選択したところ「家にいるように。症状が悪化した場合には811へ連絡を」などです。
最後まで回答を進めていくと、COVID-19のテストが必要かどうかや、そのほかの指示が表示されます。
カナダ国内に滞在中でもしもこの診断ツールが必要そうな人がいたら、ぜひ教えてあげてくださいね!
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