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どうして?マスクをする国、しない国。文化の違い以外に見える理由とは?

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COVID-19関連のニュースが連日報道される中、マスクをするべきかどうか、マスクはそもそも感染拡大防止に効果があるのか?といった事が話題になっています。

マスクをしている人の反応は国によってさまざま

わたしの住んでいるカナダではほかの欧米諸国と同じく、一般の人がマスクをするのはかなり稀です。
予防のためにするマスクというのは浸透しておらず、マスクをしていると「あの人はそんなに具合が悪いのか?」という目で見られてしまいます。
信じられないことかも知れませんが、とくに現在の状況では「マスクをしていること」が原因で差別の言葉や危害を加えられる可能性も否定できません。

一方で日本や台湾・韓国ではマスク文化が根付いていますよね。これって何が要因なんでしょう?

イギリスのニュース局BBCのサイトを見ていたら興味深い記事を見つけたので、今日はこちらをシェアします。

アジアではマスクをしていないと白い目で見られることも…

Step outside your door without a face mask in Hong Kong, Seoul or Tokyo these days, and you may well get a disapproving look.

(日本語訳してみました)
最近の香港・ソウルや東京でマスクをせずに外出すると、非難の目で見られてしまう。

disapproving(形容詞)非難するような、非難がましいgo over: (句動詞)検査する、入念に調べる; 読み返す

こんな書き出しで始まるこの記事。
確かにアジアの、とくに大都市ではマスクをする方が普通という印象です。

But in many other parts of the world, from the UK and the US to Sydney and Singapore, it's still perfectly acceptable to walk around bare-faced.

(対訳)しかし、イギリスやアメリカ、シドニー(オーストラリア)、シンガポールなど、世界の多くの場所では、マスクをつけずに歩き回ってもとくに問題はない。

acceptable(形容詞)(行為などが)容認できる

COVID-19の感染拡大が世界的に問題になっているこの状況においてもまだ、国によって違いがあるマスク着用に対する見方ですが、どうしてこんなにも違いがあるのでしょうか?


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WHOからのアドバイス 

WHO(世界保健機関)では、マスクを着用する必要があるのは次の2パターンに当てはまる人のみ、と明確に示しています。

Only two types of people should wear masks: those who are sick and show symptoms, and those who are caring for people who are suspected to have the coronavirus.

曰く、「症状が出ている病気の人」と「コロナウイルスの疑いがある人を看病している人」のみ。


そしてこれに当てはまらない人はマスク着用が必要ない理由として、下記の点をあげています。

One is that a mask is not seen as reliable protection, given that current research shows the virus is spread by droplets and contact with contaminated surfaces. So it could protect you, but only in certain situations such as when you're in close quarters with others where someone infected might sneeze or cough near your face.

(対訳)理由のひとつが、ウイルスを防御するにはマスクは不十分だとされていることである。現時点での研究は、飛まつの拡散や汚染された表面に接触することによって新型ウイルスの拡大を示している。マスクによって防御はできるかもしれないが、狭い空間において感染している人があなたの顔の近くでくしゃみや咳をした場合に限られる。

droplet(名詞)小滴、飛沫
close quarters(名詞)狭苦しい場所

アジアの一部地域では全員マスクをするのが当たり前であり、より安全かつ周囲への配慮を示すものだと、記事内にはかかれています。確かに日本では、マスクの着用はマナーのような面がありますね。

東アジアでは、2002~03年の重症急性呼吸器症候群(SARS)大流行し、香港では多数死者が出たことも記憶に新しいと思います。この感染症経験の有無が、マスクが習慣づいている国と欧米との違いだ、と記事では述べられています。

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本当にマスクは効果がないのか?サイレントキャリアーの存在

ところで、記事内でも触れられていますが、マスクが本当に感染拡大防止に効果がないのか、WHOのアドバイスを疑問視する専門家も出始めています。とくに今回のCOVID-19感染拡大に置いては、「サイレントキャリアー」つまり無症状でも検査で陽性となる人が知らず知らずのうちにウイルスを広めてしまっていることが分かっているからです。

The prevailing belief has been that because these people do not exhibit symptoms, they are not very contagious. But some are questioning this now. Maybe if everyone wore a mask those silent carriers wouldn't turn into spreaders?

(対訳)これまでのところ一般論では、症状がでていない人は感染力もあまり高くないだろうとされてきた。しかし、これを疑問視する人も出てきている。もしも全員がマスクをすれば、これら「サイレントキャリアー」も感染を拡大させるスプレッダーにはならないのではないか?

prevailing(形容詞)広く行なわれる、流行の; 優勢な
prevailing belief 一般論、通説
contagious(形容詞)(接触)伝染性の

中国の最近のある症例研究では、症状が軽かったり無症状だったりした人からの感染が、COVID-19の拡大の大きな要因だったのではないかと言われています。

まずは病院など必要なところへ充分に行き渡るようにして欲しい

まだまだ分からないだらけのCOVID-19ですが、わたし個人としては「自分は無症状でもウイルスを持っているかもしれない」と意識して行動しています。手洗いうがいはもちろんですが、マスクが入手できるなら使用した方がいいと考えています。

しかしながら、一般人が買い求めればマスク不足、ひいては買い占めする人たちがでてきて、本当にマスクが必要な医療従事者さんや救急隊などのファーストレスポンダーに供給が行かなくなる可能性がありますし、実際に医療現場でのマスクの不足は起きています。

あくまでも一個人としての考えですが、今の状況では医療現場など必要な場所にマスクが回るようにして、わたしたちが普段、日常生活のなかで使う分は、家庭で作った布製のマスクでいいと思うのです。

日本ではおなじみのマスク、今後はマスク文化のなかった国にも受け入れられて、普通にマスクをして歩いていてもおかしな目で見られることがなくなればいいなーとも願っています。

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