来週の日曜日、2019年4月21日は待ちに待った(?)イースター!
待ちに待ったかは人によると思いますが(笑)。
カナダではイースターは休日扱い、特に金曜〜月曜までGood FridayとEaster Mondayという形の"Long weekend"、最大4日間連休になるので楽しみにしている人も多いかも。
(金曜と月曜両方休みになる会社もあれば、どちらか片方だけの会社もあるので何連休になるかはそれぞれです。)
でもイースターってそもそも何する日?と疑問をお持ちの方はいませんか?
ほかにも「カナダでは何をするのが一般的なの?」と気になっている人のために、今日はこの記事で、イースターの知識やバンクーバー周辺のイースターイベントについても、少し紹介してみたいと思います。
イースターの基本知識
一応、イースターとは何ぞや?と思っている人のために基本情報をサラッとまとめてみます。
そもそもイースターとは
イースターはキリスト教最古の儀式で、十字架に架けられたイエス・キリストの復活を祝う復活祭のこと。
このことから"Resurrection Sunday"という言い方もします。
ほかにも、イースターには春の訪れを祝うという意味があります。
イースターの名前の由来は、ゲルマン民族の春と豊穣の女神"Eeostre"からと言われています。
他にも「成長する太陽の季節」または「新しい誕生の季節」を意味するEostuが由来という説もあるようです。
イースターの飾り付けには可愛らしいパステルカラーが使われていることが多いので、デコレーションを見ているだけでも寒い冬が終わって春が訪れるというワクワクした気持ちを高めてくれます。
イースターっていつ?毎年日付が違う??
で、このイースターですが、3月又は4月というように毎年日付が違います。
「春分後の最初の満月の次の日曜日」となっているからで、今年2019年は冒頭にも書いた通り4月21日の日曜日です。
シンボルはウサギとタマゴとリリー
イースターのシンボルと言えば、3つ。
・生命の始まりや復活の象徴であるタマゴ
・繁栄と多産の象徴であるウサギ
・「純潔」「貞操」を意味する聖母マリアの花であるリリー(白百合)
特にタマゴとウサギがデザインされた商品は、チョコレートを中心としたお菓子類でこの時期よく見かけます。
イースターバニーの耳がついたお菓子とかも売ってて、絶対に使わないのに無駄に購買意欲がそそられます…(笑)。
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カナダのイースター
さて私のいるバンクーバーのあるカナダでは、イースターはどんな感じで過ごすのか?を紹介していきます。
カナダのイースターで食卓に並ぶもの
イースターの料理と言えばいくつか代表的なものがあります。
・イースターの象徴であるタマゴを使った料理
・十字の形にアイシングをしたスパイスとレーズンなどが入ったホットクロスバン
・アーモンドやフルーツを使ったシムネル・ケーキ
・神の仔羊ということでラム肉を使った料理
しかしラム肉…のはずが何故かこの時期、近隣のスーパーでセールになっているのがまるっと一匹のターキー(またはチキン)…?
ターキーって本当はThanks Giving(感謝祭)とクリスマスホリデーの料理だと思うんですが、カナダではイースターにも食べるおうちが多いみたい。
なにかとターキー大好きなカナダ人です(笑)。
バンクーバーのイースターイベント
主に子ども向けですが、イースターには各種イベントも開かれます。
一番一般的なのが、エッグハント。
これは子どものいる家庭でペイントしたタマゴを隠して見つける遊びです。最近ではプラスチック製の卵を使うのが多いようですが、昔ながらにゆで卵をペイントしている家庭もまだあるようです。
バンクーバーにあるVanDusen Gardenでは野外で大人数が参加できる大掛かりなエッグハントが毎年開催されます。
またNorth Deltaではエッグハントとともにパレードも開催されます。
Vancouver's Best Placesというサイトにはバンクーバー近郊で開かれるイベントが一覧になっていますので、イースターのロングウィークエンドにどこかに出掛けたいという方は参考にしてみてください。
(参考リンク)Easter Activities in Vancouver in 2019
https://vancouversbestplaces.com/vancouver-easter-activities/
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ちなみに我が家のイースターは…
さて、バンクーバー在住カナダ人パートナーと暮らす我が家のイースターと言えば…
何もしません!(ぇー…。)
あ、お菓子は作りましたよ!ウサギの金太郎飴クッキー(クックパッド参照。笑)とウサギの耳付きカップケーキ!
なかなか頑張りましたので、写真をご参照ください✨
が、特別イースター用というわけではなく、「そろそろイースターだからなにかウサギさん的なものでも作ってみようかな〜」ということで、作って早々イースターを待たずに既に食されました(笑)。
もしかしたらセールになっているターキーを買うかも知れませんが、そこはお財布と相談であります(笑)。
さいごに
以上、イースターの基本知識とともにお届けするカナダのイースターの過ごし方をお送りしましたが、いかがでしたでしょうか?
バンクーバー周辺はかなりイベントも開かれるようですので、子ども向けとは言え興味のある方は出向いてみるのもいいかも知れません。
それから、イースター前後にある法定休日のお給料について、もしももっと知りたい方がいたら「スタットホリデーペイについて」をまとめた記事がありますので、ぜひこちらを参考にしてください。
それではみなさん、Happy Easter!
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