ただ「物が軽い・重い」という以外にも、例えば「このケーキは軽い感じでおいしい!」とか、「夏らしい軽い服装」とか「分厚くて重たい感じのお化粧」など、軽さ重さを表す中国語はいろいろあります。
今回はこの軽さと重さを表す中国語の単語を紹介します。
基本は日本語と一緒!「輕」と「重」
中国語(特に台湾で使われている繁体字)のいいところは、日本語の漢字が読み書きできればある程度楽に学習できるところですね。
というわけで今回もこの恩恵にあずかれます。
「軽い」は繁体字で「輕 Qīng」
そして「重い」は「重 Zhòng」
そのままですね。
ですので、「わたしの荷物は重すぎる」とか言いたければ
我的行李太重了。
とか言えます。
食べ物・食感の「軽い」「重い」は中国語で?
では、物理的な重さでなく、「ケーキが軽くてたくさん食べられちゃう」とか「これは重たいから一口で十分」とかいうときの形容詞はどうなるでしょうか?これも「輕」と「重」を使うのですが、ちょっとこれだけでは足りません。
例文と合わせて紹介していきます。
輕盈 Qīngyíng: (食感などが)軽い、(足取りなどが)軽快な
「輕盈 Qīngyíng」は食べ物の食感などが軽かったり、足取りが軽かったりするときの形容詞です。
我覺得加拿大的蛋糕只甜不好吃。不如日本的又好吃又輕盈。
(カナダのケーキはただ甘いだけで美味しくないなあ。日本ものほどは、美味しくて軽くないや。)
厚重 Hòuzhòng: どっしりしていて厚みがある、厚ぼったい
輕盈 Qīngyíngの反対は「厚重 Hòuzhòng」です。日本語だと「重厚」で漢字の順番が逆なので注意です。
我剛剛買了日本柚子的口味起司蛋糕、但厚重了一點(但有點厚重)。
(さっき日本の柚味のチーズケーキを買ったんだけど、ちょっと重すぎた。)
「口味 Kǒuwèi」はフレーバーです。「味道 Wèidào」という言葉もあります。口味は人の料理に対する味の好み、味道は料理の味として使われるようです。
そのほか「厚重」の使い方
「お化粧が厚い」とかいうときにも「厚重」は使えます。
我不喜歡厚重的化妝。因為我的皮膚會發癢。
(厚いお化粧は好きじゃないな。肌が痒くなっちゃうから。)
また、「分厚いコート」とか言いたければ「厚重的外衣」となります。
逆に「軽い感じの服装」という場合は「輕薄 Qīngbó」です。日本語で考えても「軽くて薄い」なので、そのままですね。
天氣越來越熱。大家穿輕薄的夏裝。
(だんだん暑くなってきた。みんな軽い夏服を着ている。)
「軽くてさっぱり」「しっとり」と言いたい時は?
お化粧水とか乳液など、スキンケア用品が「軽い感じ」「重い感じ」とかいうときの表現も紹介します。
まず、水と油を使った表現から。
水水的 Shuǐ shuǐ de:水っぽい
油油的 Yóu yóu de:油っぽい
なので
這個化妝水有水水的感覺。
(この化粧水はさっぱりした(水っぽい)感じだ。)
這個乳液有油油的感覺。
(この乳液はこってりした(油っぽい)感じだ。)
とか言えます。
また、「水水的」の代わりに、最初に出てきた「輕盈」を使って「さっぱり、軽い」をいうこともできます。
「しっとりしている」と言いたいときには「滋潤 Zīrùn」が使えます。
果物が「みずみずしい」といいたいときには水水的ではない(2021.06追記)
「水水的」は、果物など食べ物に使った場合には「水っぽい」となってしまい、味が薄いと言っている風になってしまうそうです。ですので、果物の場合には「多汁」を使います。
日本橙子又甜又多汁。
(日本のみかんは甘くて水水しい。)
「油」には「チャラい」という意味もある!(2021.07追記)
さらに追記です。中国語で(台湾で)「油」には「チャラい」という意味もあるそうです。
這個男生看起來很油。他不是我的菜。
(あの人チャラそうだなー。わたしのタイプではないわ。)
「菜」はここでは「タイプ」という意味になります。
今日は中国語でいろんな「軽い」「重い」を見てきました。
シチュエーション別に使い分けられるように、学習頑張りたいと思います。



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