2019年5月に、日本一時帰国ついでに人生で2回目の台北旅行に行ってきました。
4泊5日の行程で、台北市内の便利そうなロケーションでリーズナブルなお宿を探していたところ、見つけたのが今回レビューするアークホテル長安復興館。
ロケーションだけでなく、コスパもスタッフさんもとっても良かったので、こちらの記事で紹介したいと思います。
台北 アークホテル長安復興館って?
アークホテルは台北市内にいくつかロケーションがあるチェーンのホテル。
日本人に特に人気のエリア中正区にも一つあります。中正区は、日本語の台湾ガイドブックで絶対に紹介されている有名な小籠包のレストランなんかがいくつかありますよね。
Googleでアークホテル台北と検索すると、出てくるのはこの中正区のほうにあるアークホテルです。
今回わたしたちが宿泊したのは、その中正区から北東に少し離れた中山区にある方のロケーション。
最初はロケーションが違うことに気がつかず、「鼎泰豐の近くだラッキー!(有名な小籠包のお店)」と思っていたのですが違いました(笑)。
お安く泊まれる理由が、駅から少しだけ離れているから&わりと最近オープンした新しめのホテルで、あまりまだ知られていないから…みたいです。
忠孝復興駅と南京復興駅の中間にあって、駅から離れているとは言え歩いて7分くらいなんですけどね。
スポンサーリンク
アークホテルのフロントデスク
こちらがアークホテルのフロントデスクの様子。
アークホテルは、雑居ビルの中の3階にフロントデスクと一部客室が入っています。
ちなみに客室は10階と11階にあり、客室階はカードキーがないとエレベーターを降りたあとのドアが開かないようになっていました。セキュリティー的にはちょっと安心。
スタッフさんによっては英語・日本語で対応可能
中国語のほかに、スタッフさんによっては少し英語と日本語が分かる方がいらっしゃいました。日本語を話せる方はお1人、英語を話せる方は複数いらっしゃった様子です。
カナダ人相方と日本人のわたしを前に、「英語でいいのか…?」という顔のフロントスタッフさん…そうですよね、ごめん、英語で大丈夫です(笑)。
チェックイン前後で荷物の一時預かりもOK
ところでわたしたちは早朝に台湾到着の便だったので、事前にホテルに連絡をいれてチェックインまで荷物を預かってもらえるか確認。
セキュリティー完備のストレージではないものの、常に誰かがいるフロントデスクの前のスペースでスーツケースを預かってもらいました。(まあスーツケースの中にお財布とか放置して預ける人はいないでしょうからこれで充分。)
チェックアウト後にも、頼んだら同じように荷物を数時間預かってくれました。観光やお買い物は身軽に済ませたいですから、これは助かりますよね。
スポンサーリンク
ホテルのすぐそばには台湾名物夜市が!!
お腹がぺこぺこだったので、フロントスタッフさんに周辺で美味しいお店情報を尋ねるとを
「がっつり台湾屋台っぽいのが平気なら、ナイトマーケットやってるところの店が安くて美味しいよ。朝から晩までずーっと開いてる店もあるから行ってみたら?」
という情報と共に、周辺のお店の地図をゲット。夜市がホテルから徒歩3分の立地だと…?!最高すぎる!!
これを教えてくれたスタッフさんがとってもざっくばらんな話し方をする人で、「いやほら、台湾の屋台って見た目的にとっても綺麗とは言いがたいからさ、外国から来たゲストの中には敬遠する人もいるんですよ」とのこと。
なるほど確かにね。
わたしとしてはそれを求めてきているので、全然ウェルカムですけど!!
それにしても朝からがっつり台湾屋台のご飯が楽しめるなんてー!!!
このロケーションにしてよかった!テンションあがる!!(そして教えてもらったお店は実際に激安でしかも美味しかった!!英語も日本語も通じなかったけどそれもいい!次勉強して来ようと言うモチベーションになります!)
アークホテル長安復興館のロケーション
地図を見てもらうとわかるのですが、アークホテル長安復興館があるのは遼寧夜市のすぐ近く。台湾といえば夜市を楽しまない手はないですよね!
台湾のナイトマーケットは士林市場が超有名ですが、最近は観光客がごった返していて地元っぽさが薄れてしまったし、観光客を狙ってぼったくる店も実はあります…(悲しいことに、わたしも自分自身で体験しました。別の記事で詳しく書きたいと思います)。
なのでこの遼寧夜市のように、地元の人が本当に利用する台湾ならではのナイトマーケットは本当に楽しみだし、台湾の雰囲気を味わえるとってもおすすめの場所です。
台湾桃園空港からアークホテル長安復興館へのアクセス
アークホテル長安復興館へのアクセスは、台湾桃園エアポートから電車を乗り継いで行くのがいいと思います。
空港第2ターミナル駅から、青色のJichang線で台北駅へ。
台北駅へ着いたら徒歩一分ほど離れた北門駅へ徒歩で。建物内の移動だったと記憶していますので、雨でもスーツケースありの移動でも安心。
北門駅からは緑色のSongshan-Xindian線で南京復興駅へ向かいます。南京復興駅で下車したら、復興北路という大通りを南下して6-7分ほどでホテルに到着。
アークホテルは複数のビジネスが入っているビルの中にあり、フロントデスクはビルの3階です。
雑居ビル風のビル内でちょっと分かりにくいので注意!
アークホテルが入っているのは、結構ゴミゴミした雑居ビルみたいな建物が建ち並ぶ通り。
前述の通りアークホテルだけの独立したビルではなく、ほかにも会社が入っている建物なので、初めてだとちょっと迷ってしまうかも。
建物の壁に大きめに看板が出ているので、ホテルの近くまできたらちょっと目線を上に、Ark Hotelの文字を探してたどり着いてください💦
ホテルが入っているビルの入り口にも看板があります。ホテルのロゴと同じ緑色です!
コンビニも徒歩100m以内に複数あり
アークホテルから100m圏内には、ファミリーマートとセブンイレブンが1軒ずつあるので、お店がもう全部閉まっちゃったけどちょっとなにか欲しいな…とか、なにか忘れ物をして買いたいものがあるって時にも便利です。
でも必要なアメニティーはホテルにほぼ揃ってるので、あんまり心配ないかな。
スポンサーリンク
アークホテル お部屋の様子
さて3時をところでチェックインです。
支払いはさっき荷物を預けた時に済ませているので、フロントで預けていた荷物とお部屋のカードキーをゲットしてお部屋へ。
今回は11階のお部屋でした。(うちは2人とも高所恐怖症なのですが考えないことにしました。笑)
ところでこのアークホテル、漢字の方の名前を見ると分かるのですが、ノアの箱船がテーマみたいです。
ホテルのお部屋の番号プレートも、船に乗った動物達がたくさん。
お部屋の中にも、動物柄のクッションや壁紙、石鹸や歯ブラシのパッケージまでパンダやキリンさん達が。何これめっちゃ可愛くないですか?
あ、そうそう。このアークホテルなんですが、海外のホテルなのに日本並のおもてなし。基本的なアメニティーが揃っていましたので、うっかり忘れたなんて時には助かります。
パッケージが可愛かったので、わたしはしっかり全部回収してきました…(笑)。
客室のテレビは中国語のほかに英語と日本語・韓国語が選べました。
中国語のニュースなに言ってるか全然わからーん…ちょっとでも拾える単語があるかな?と思ってずっとつけっぱなしにしてたんですが、中国語初心者過ぎて無理でした。
今回の予約はツインルーム(シングルベッド二つのお部屋)です。
ダブルの部屋もあるみたいですが、予約埋まっておりました…(ベッドは別々の方が熟睡できるしわたし的にはよかった…w)
お風呂はシャワーのみだけど広くて使い勝手がいい!
こちらバスルームの様子でございます。
壁に固定されてない取り外せるタイプのシャワーヘッドと、天井近くについた面積広めの四角いシャワー(なんて言う名前か分かりません。伝われこの日本語!)の切替ができて広めのシャワーでとてもイイ!
外見的には古めのビルの中に入っていたのでシャワーの水圧が心配だったんですが、特に不満なく使えました。
あ、台湾未訪問の方に一応、お伝えしておきたいのですが。
台湾では、場所によってはトイレットペーパーがトイレに流せませんのでご注意ください。
このアークホテルも、トイレ横のゴミ箱に使用済みのトイレットペーパー捨てるスタイルでした。
うちの相方はわたしが匂いに敏感なのを知っていて「自分の大きいほうがくさかったらどうしよう!!」とマジで心配していたので(そりゃ全人類おおきいほうはくさいわw)、シャワーの前に大をして速攻でシャワーを浴びてトイレットペーパーを使わないようにする戦略的行動をとっていました(笑)。
お部屋からの眺め
ええと、11階でしかも窓が道路に面しているお部屋だったので、ほかの建物に邪魔されることなく近隣の様子が見渡せました。夜景は綺麗…だったかな…
すみません、高所恐怖症なので覚えていません。写真もありません…。
11階だったせいか、ナイトマーケットが近くても全然うるさくなくて夜に騒音で起きることはありませんでした。ということをここに書き加えておきます。
朝食もついてくる
もしかしたらプランによっては素泊まりも選べるかもしれないのですが、アークホテルでは簡単な朝ご飯も出てくるので旅費を浮かせたい人にはおすすめです。
フロントにルームキーを見せて、上の写真のような番号カードをゲット。
フロントデスク右手側にあるダイニングルームの好きな場所に座って、係の人にカードを渡します(というか置いておくと無言で回収していってくれます)。
朝食といっても、こんな感じでサンドイッチとちょっとしたサラダ、フルーツが出てくる程度。
飲み物はお茶やジュース類のセルフサービスが24時間利用できます。
台湾激安屋台飯食い倒れ食べ歩き旅をしにきているわたしとしては、ホテルでの腹ごしらえは本当に軽くでいいのでこれはこれで良かった…と思います。
もしももうちょっと食べたい人には、トーストが無料でもう1枚おかわりできますのでお願いしてください。
スポンサーリンク
長期滞在には嬉しい無料ランドリー付き
今回わたしたちは4泊5日の台湾旅(バンクーバーからの最終目的地は日本)だったので、日本到着後に着るものがないとなるとちょっと問題…そんなにたくさん着替えばかりスーツケースに入れるのも…(ほとんどカナダからのお土産でスーツケース埋まってるし)
というわけで、ゲストが勝手に利用できるランドリールームがあるこちらのホテルは完璧でした!
しかも!洗剤もついてるし、コインもいらない!安宿にありがちな「洗剤1ドル、洗濯3ドル、乾燥機また3ドル」みたいなのがない!全部無料!!!
なんなら着替え2日分くらいバックパックに詰めて、残りのスーツケースのスペースは全部お土産買い込むみたいなこともできますからね、これだと。アークホテルまじでありがとう。
予約サイトでも高評価のアークホテル
初めて泊まるホテルだし安いし名前も知らないホテルだしで、実はちょっと不安だったので、予約サイトで事前にめちゃくちゃレビューを読みまくっていたんですが、見てもらえば分かる通り、結果的にアークホテルにして正解でした。
Booking.com で検索すると、この長安復興館の方は10店満点中8.4とかなりの良スコア。アークホテル(方舟旅店 - 長安復興館)
こちらはエクスペディアのリンクですが、5点満点で4.1とこちらも好スコアです。
わたしはバンクーバーでホテルにも勤めていますが、この高スコア維持するのって結構大変なんですよね…この辺はいずれ、バンクーバーでホテルに勤めてみた話として裏話的に別記事にでもあげたいと思います(笑)。
まとめ
というわけで、アークホテル長安復興館のご紹介でした。
駅から徒歩6-7分というところだけがちょっと難点かもしれませんが、コスパとナイトマーケットすぐそばというロケーション、そのほか観光地へのアクセスを考えると本当におすすめです。
今回は楽天トラベルを利用して予約したのですが、ホテルの売り文句が「ちょっと安い料金で、広くてきれいなお部屋に泊まりたい、でも、がまんしたくないなぁと思うお客様」だったのですが、まさにこういう人向け。
アークホテルでの滞在にかかったコストは、5月の初旬、大人2人で火曜から金曜日にかけての4泊が7,508TWD (2019年5月のレートで約26,950円)。
簡単な朝食と24時間使えるドリンク付きラウンジ、無料Wifiとランドリーつき。お部屋も可愛くてきれいだし、シャワーの水圧も文句なしです。
(Wifiはラウンジ用と部屋用で分かれていました。特に速度も問題なく使用できました。カナダのWifiよりも全然早くて快適…)
もしも台湾で低予算旅行を計画しているけれどホテルは綺麗なところをお探しの方がいましたら、参考にしてもらえればと思います。
ホテル情報
Address: 10492台北市中山區長安東路二段246號
Website: http://www.arkhotel.com.tw/
無料Wi-Fi/ランドリー/朝食付き
コメント