日本の冬に人気の食べ物といえば、お鍋。その中でも私の好きなおでんを、アジア系スーパーマーケットに行かずに、カナダで一般的なスーパーで売られている食材だけで作ってみたらどうなるか、実際にやってみたのでレポートします!
バンクーバーでもが食べたいです!だって寒いんだもん!
えー、突然ですが、みなさん最近冬が深まって体調はいかがでしょうか?
バンクーバーはですね、寒いです。あと、連日、雨!!レインクーバーを極めています。
うちは風邪こそひいていないものの、毎日足元が寒い。床暖房だけど、冷え性なのでカナダの冬はツライです。でも日本でも同じこと言ってたけどね!(笑)
で、ですね、冬に食べたいものといえばおでんですよね?ね?(異論は認める)
実は先日、念願のダッチオーブンさん、STAUBを買いまして。
めちゃくちゃ可愛いでしょう!?普通のSTAUBじゃなくて、一目惚れしてリリー柄のものをゲット。STAUBで無水調理するとなんでもめちゃくちゃ美味しくなると聞いたので、ずううううううっと欲しかったんです!
しかしTwitterでみなさんから「おすすめのレシピありますか!?」と聞いて教えてもらったくせに、最初に作ったものがカレーでもシチューでもなく、おでん。(笑)
「無水調理ワクワク!」とか言っておきながら、おでん。
この日は日系&韓国系スーパーマーケットに立ち寄る機会があったので、はんぺんとかこんにゃくとかさつま揚げとか、おでんの材料をしこたま買って無双しました。
この時にふと、「カナダで一般的なスーパーで売ってる食材だけでおでんを作ったら、中身どうなるんだろう…?」と思ったので、実際にやってみました!
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No Frillsでおでん用の食料調達してきた
今回食料調達したのは、みんな大好きNo Frillsです。カナダの格安スーパーで代表的な、黄色い看板のあれですね。いつもお世話になります!
おでんに入れるものといえば…大根、こんにゃく、魚の練り物、巾着とかも欲しい…。
大根とかはいけそうだけど、こんにゃくは厳しいかな…。さて、どこまで手に入れられるでしょうか。
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バンクーバーの「普通の」スーパーで買えたおでんの材料は…
えー。大したものは手に入らなかったです(笑)。
先に結論書いちゃいましたが。
手に入ったのは、おでんの変わり種も含めて「大根・トマト・人参・玉ねぎ・カニカマ(はんぺんとかの代わりのつもり)・ソーセージ・卵」でした。「えっwかわいそうw」とか思ったとか言うな!(涙)バンクーバーはカナダじゃマシな方なんだから!(笑)
ちなみにカニカマはこれですね。カニカマって日本独特のものだと思ってたから、売ってるの発見した時は結構びっくりしました。

その名もSurimi Sticks…すり身は英語になったのか?(英語での説明が面倒なので、そうであって欲しい。)
でもよく考えたら多分この子、カリフォルニアロール(※アメリカ発祥説もあるけど、一部の説によるとカナダ発祥らしいですよ?)に入ってる。こいつが意外と…役に立つんだぜ…
やっぱりアジア系食材も充実してきているとはいえ、こんにゃくとか魚の練り物とかをそこらへんのスーパーで求めるのは厳しい。と言うわけで、こんなのが売ってるカナダのスーパーマーケット、優秀です!!
野菜食・ヴィーガンブームがあってかお豆腐も色々種類豊富に売ってるので、巾着を油揚げから作ろうと思えばいけるんですが、肝心のお餅が売ってないんだなあー。もち米ももち米粉も売っているので、一から作れるっちゃ作れるけど。
でも、もち米粉で作った場合は、お餅っていうか白玉って感じです。
まあないものを悲しんでもしょうがない。
この食材で作っていきましょう。
早速おでんを作ってみた
色々すっ飛ばしてますが、このようになりました。(雑)

入っているものは午前零時の方向から時計回りに
干ししいたけ・カニかま・トマト・卵・イタリアンソーセージ・人参・大根、真ん中が玉ねぎになります!
玉ねぎ丸っと入れてみたんです。だって刻むと、おでんじゃなくて和風ポトフになっちゃうでしょう?(刻まなくても和風ポトフ)
あと、普通のウインナーも売ってたんですけど、何を血迷ったかイタリアンソーセージにしました。だってセールだったので。
さて、じっくり煮込んでいきます。

煮込み終わりました。(雑)
味を染み込ませるのに、冷めるのを待って冷蔵庫へ放置して翌日食べます。おでんは二日目が旨いですからね。
おでん大好きすぎて楽しみだー!
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カナダの普通の食材縛りで作ったおでん、いざ実食

画像からはあんまり伝わりにくいですが、アツアツです。上の方にちょっと和がらしもつけまして。
いざ、実食…。
…。…???
あえて言おう、これは和風ポトフであると。
何でしょうね、これは。おでんの味がするナニカを錬成してます。
大根よし。シイタケよし。人参…実家のおでんには入っていないが、まあいいだろう。カニカマも…大目に見る。だがイタリアンソーセージ、お前はダメだ!(笑)
美味しいことは美味しいんですが、肉汁とともに溢れ出る違和感が抑えきれません。
でもだんだん慣れてきてお代わりした
これは失敗か…と思ったんですが、なんか食べてるうちに「こういうもんかも」と思ってきました。
あれだな、ネオおでんとしてはイケる。全然ありだと思います。あとやっぱり日本食で育った日本人なので、醤油とみりん(と、味噌)があればだいたい平和に解決してくれる。あと出汁。
イタリアンソーセージはまあ、しょうがない、仲良くやれよ!!(?)職人気質なところとか、日本とイタリア似てるもんね!(?)
まだまだ鍋の8割くらい残っているので、あと二日くらいかけていただいた後に締めのうどんもやりたいと思います。いろんな味が出てるから、うどんも食べるの楽しみー!
ちなみにおでんで思い出しましたが、バンクーバーはフレイザーストリート(Fraser street)にあるハワイアンジャパニーズレストランOka-sanでも、おでんが食べられます。こちらのおでんは基本的な日本のおでんの具材が入っていて美味しいので、自分で作るのがちょっと面倒な人にはおすすめです。
以上、何の役にも立たないレポートですが、「カナダのスーパーマーケットで売ってる食材縛りで日本のおでんを作ってみた話」を終了したいと思います!
誰かの暇つぶしになっていれば幸いです!!
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